2008年02月26日
地上最も汚い川の浄化計画に期待
最近、汚染浄化計画が発表されたり、実行されたりする回数や規模が増えている気がしないでもない。
市民だけの力だったり、地方自治体だけでは対応できない規模の浄化策だったり復元計画を政府が行うのは、かなりいい流れに感じる。
今回は、フィリピン政府が発表した川の浄化計画。
浄化計画の対象は、メイカウアヤン川。地上で最も汚染された川らしい。
AFPが撮影した写真を見るとゴミがスゴイ。
まあ、写真に写っているゴミはプラスチックや燃えるごみが多いように見えるので、環境への影響は他の原因に比べれば大したことないかもしれない。景観が悪いというだけで。
そう、問題はほかにある。
つまり、中国などが抱える問題と同じで、流域の工場群の排水にあるらしい。
この川の流域には、貴金属や革製品の工場が多く、下流はフィリピン市民のための養殖場の水源となっているという、何とも怖い状況。
最近のアジア開発銀行の調査報告によると、上流域では金製品工場から毒性のある重金属が、革なめし工場からも汚染物質が流れ込んでいる、とのこと。下流の魚類・甲殻類の成育域の水質は環境基準に達していないらしい。
んで、この報告書は、漁業国としての国際社会での地位を維持できなくなる恐れがあると警告している。
浄化計画では、まず現状調査をし、それを周辺住民に告知をして他人事ではなく自分たちの問題と認識させるようだ。さらに、重金属の排出量を削減し、汚染を除去する低コストの方法も模索するらしい。
途上国における死亡原因の2割が環境汚染によるものだという。
高すぎだわ・・・。
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